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11月15日 命日 クリストフ・ヴィリバルト・グルック
11月15日 命日 クリストフ・ヴィリバルト・グルック(Christoph Willibald (von) Gluck, 1714.7.2〜1787.11.15) ドイツ生まれのオペラの作曲家。18歳でプラハ大学に入学し音楽と哲学を学ぶ。1741年に最初のオペラ《アルタセルセ》を初演、またマリア・テレジアの誕生祭での《セミラーミデ》が大成功をおさめる。銀行家の娘と結婚し経済的基盤を得てウィーンに定住。マリー・アントワネットの音楽教師を務め、1760年代からはカルツァビージと組み、《オルフェオとエウリディーチェ》《アルチェステ》でオペラ改革を推進。スター歌手中心の様式を退け、劇的連続性と音楽の必然性を重視するこの新様式は、ワーグナーの楽劇の先駆とされる。1774年以降はパリでも活躍。全35作のオペラとバレエ・器楽作品を残した。
11月15日


11月14日 誕生日 アーロン・コープランド
11月14日 誕生日 アーロン・コープランド(Aaron Copland、1900.11.14〜1990.12.2) 20世紀アメリカを代表する作曲家。パリでブーランジェに学び、帰国後はモダニズム作風で活動したが、大恐慌下で収入を得にくく、30年代半ばから実用性と分かりやすさを備えた作風へ転換。40年代後半には十二音技法を導入するが、音列を旋律・和声の源として用い、独自の抒情性を保った。60年代以降は指揮活動に重心を移し、米英の主要オーケストラで自作の録音を多数残した。 音音工房のコープランド 佐竹由美(Sop) “I bought me a cat“ https://youtu.be/ZlUbfleGSNA
11月14日


11月13日 命日 ジョアキーノ・ロッシーニ
11月13日 命日 ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Antonio Rossini, 1792.2.29〜1868.11.13) イタリアのオペラ作曲家。父は金管奏者、母は歌手という音楽一家に生まれ、少年期から歌・作曲・演奏に親しんだ。ボローニャ音楽学校へ入学し、対位法とモーツァルト様式を学ぶ。1810年、オペラ《結婚手形》で作曲家としてデビューすると、その後《絹のはしご》《セビリアの理髪師》《セミラーミデ》など、わずか十数年で39作ものオペラを生み出し、ヨーロッパ最高の人気作曲家となった。しかし《ウィリアム・テル》を最後に37歳でオペラ界から引退。後半の人生は、レストラン経営と養豚業に費やした。
11月13日
11月12日 命日 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ
11月12日 命日 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(Henryk Mikołaj Górecki, 1933.12.6〜2010.11.12) ポーランドの現代音楽作曲家。早くに母を亡くしたこと、子供の頃の怪我の治療ミスで生涯にわたって体調不良に悩まされたことは、グレツキの人生に大きな影響を及ぼした。教師を経て22歳でカトビーツェ国立音楽学校に入学し、シマノフスキー門下のシャベルスキに学ぶ。58年『五つの楽器と弦楽四重奏のための協奏曲』で注目を浴び、「ワルシャワの秋」音楽祭に招かれて『墓碑銘』や『交響曲第1番〈1959〉』を発表、新進作曲家として高い評価を得た。当初はセリー音楽的な前衛作風を採ったが、60年代以降は次第に単純化と精神性を重んじる作風へと転じた。76年作曲の『交響曲第3番〈嘆きの歌の交響曲〉』で、戦争と母子の悲しみを静謐な祈りとして描く。この作品が92年の英米最有力クラシック音楽チャートを賑わせたことで、グレツキの名声は瞬く間に世界中に轟くこととなった。
11月12日


11月11日 誕生日 フョードル・ドストエフスキー
11月11日 誕生日 フョードル・ドストエフスキー(Фёдор Достое́вский, 1821.11.11〜1881.2.9) ロシア帝国の小説家・思想家。モスクワの貧民救済病院官舎に医師の子として生まれる。幼少期から聖書やシラーに親しみ、文学への感受性を育む。母の死後、サンクトペテルブルクで工兵学校に学ぶが、父の死を機に作家を志す。処女作『貧しき人々』で「第二のゴーゴリ」と称されるも、その後の作品は酷評された。社会主義思想に関わり逮捕、死刑宣告を受けるが恩赦でシベリア流刑に減刑。獄中生活を経て『死の家の記録』を著し、信仰と人間愛を主題とする独自の作風を確立する。帰還後、『罪と罰』『白痴』『カラマーゾフの兄弟』などを発表し、人間の魂の葛藤を深く描いた。オペラ化された作品に『賭博者』(プロコフィエフ)、『死者の家から』(ヤナーチェク)、『白痴』(ワインベルク)、『罪と罰』(原嘉壽子)がある。
11月11日


11月10日 誕生日 フリードリヒ・フォン・シラー
11月10日 誕生日 フリードリヒ・フォン・シラー(Friedrich von Schiller、1759.11.10〜1805.5.9) ドイツの詩人、劇作家、思想家など。 幼少から優秀で、それが領主の目に留まり、軍人養成学校で法律や医学を学ばされた。18歳で戯曲『群盗』の執筆、その反骨精神を若者たちが熱烈に支持し、初演は拍手喝采に包まれた。しかし領主の怒りを買い執筆を禁じられたため亡命。『たくらみと恋』『ドン・カルロス』などを生み出すが、生活は困窮する。窮状を救ってくれたケルナーとその仲間たちへの感謝から、『第九』で歌われる『歓喜の歌』が生まれた。また、ゲーテとも深い友情を結び、「ヴァイマル古典主義」を築く。カント哲学に影響を受け、美と自由の関係を探究し、『人間の美的教育について』などを著す。戯曲では『マリア・シュトゥーアルト』『オルレアンの乙女』『ヴィルヘルム・テル』などを発表。いずれもオペラ作品の原作となっている。
11月10日
11月9日 誕生日 江藤 俊哉
11月9日 誕生日 江藤 俊哉(えとう としや、1927.11.9〜2008.1.22) 東京都出身のヴァイオリニスト。 4歳で鈴木鎮一に師事し、スズキ・メソード最初の実践者「才能教育第1号」となる。12歳で日本音楽コンクール第1位を受賞し、若くして頭角を現す。東京音楽学校在学中に弦楽四重奏団を結成し、卒業後カーティス音楽院へ留学。エフレム・ジンバリストに師事し、51年には日本人初のカーネギーホール・デビューを果たす。以後10年間、アメリカやヨーロッパ各地で活躍。帰国後は演奏・教育の両面で日本音楽界を牽引し、NHK『バイオリンのおけいこ』などにも出演。桐朋学園大学学長として後進の育成にも尽力した。
11月9日
11月8日 命日 セザール・フランク
11月8日 命日 セザール・フランク(César Franck、1822.12.10〜1890.11.8) ベルギー出身、フランスで活躍した作曲家、オルガニスト。 幼少期から音楽の才能を発揮し、特にオルガンの即興演奏に長けていた。サント・クロチルド教会のオルガン奏者とパリ音楽院のオルガン教授として主に生計を立てた。サロン音楽が主流だった19世紀パリに、ドイツ音楽の厳格な精神と構築美をもたらす。循環形式を用い、複数の楽章に共通動機を通して統一感を与える作風を確立。交響曲《ニ短調》、ピアノ五重奏曲、イザイの結婚を祝して書かれたヴァイオリン・ソナタなど、フランス音楽に新たな深みをもたらした。敬虔で誠実な人柄でも知られ、弟子たちから「父フランク」と慕われた。
11月9日
11月7日 命日 フランシス・レイ
11月7日 命日 フランシス・レイ(Francis Lai、1932.4.26〜2018.11.7) フランスの映画音楽作曲家。 少年期からピアノとアコーディオンを弾き、地方楽団を転々としたのち53年にパリへ上京。楽団員や歌手の伴奏者として生計を立て、作詞家のピエール・バルーと組んで活動し始める。やがてクロード・ルルーシュ監督と出会い、本格的に映画音楽の道に進む。『男と女』に始まり『パリのめぐり逢い』『ある愛の詩』『ビリティス』など、ヒット曲を次々と生み出した。1970年度アカデミー作曲賞受賞。
11月9日


11月6日 誕生日 アドルフ・サックス
11月6日 誕生日 アドルフ・サックス(Antoine Joseph Adolphe Sax, 1814.11.6〜1894.2.4)は、ベルギーの楽器製作者。サクソフォーン考案者。 楽器製作者の父のもとで育ち、幼少から製作に親しんだ。15歳で自作の管楽器を出展し入賞、20歳でバスクラリネットの特許を取得する。1841年にパリへ移住し、バルブ付き金管の改良で注目を集めた。1845年にはサクソルン属を完成させ、翌年にはソプラノからバスまで揃うサクソフォーン属の特許を得て、その名を歴史に残した。彼はパリ音楽院で教育にも携わったが、競合業者との訴訟に苦しみ、二度の破産と病を経験する。晩年も創作を続けたが、1894年に79歳で没し、モンマルトル墓地に葬られた。後に小惑星3534「Sax」が彼を記念して命名された。
11月6日
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