
8月31日 命日 シャルル=ピエール・ボードレール
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8月31日 命日
シャルル=ピエール・ボードレール(Charles-Pierre Baudelaire、1821.4.9〜 1867.8.31)は、フランスの詩人、翻訳家、評論家。 幼くして父を失い、母の再婚に傷を負い、終生屈折した感情を抱いた。名門リセで優等生だったが退学後は法学部に籍を置きつつ文学を志し、父の遺産で奔放な生活を送る。1841年、浪費を恐れた家族により強制的に遠洋航海に出てアジアを目指すが、嫌気がさし途中で帰国。その後は美術批評家として登場し、エドガー・アラン・ポーの翻訳者として活躍。生前刊行した唯一の詩集『悪の華』は猥褻として罰金刑を受けるが、その卑猥で耽美的、背教的な内容は、時代の病を表徴し、後の世代に絶大な影響を与えた。晩年は散文詩の可能性を追求し、『パリの憂鬱』として後世に受け継がれる。ドビュッシーやデュパルクらのフランス歌曲の他、多言語に翻訳された歌曲がある。
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