
6月3日 命日 ヨハン・シュトラウス2世/ジョルジュ・ビゼー
- otonekobo 音音工房
- 6月3日
- 読了時間: 2分
同じ生没日の二人
6月3日 命日
ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. , 1825.10.25〜1899.6.3)
🇦🇹ウィーンを中心に活躍した「ワルツ王」と名高い作曲家・指揮者。
同名で元祖「ワルツ王」のヨハン・シュトラウスを父に持つが、父親はピアノ以外の楽器に触れることを固く禁じた。こっそりヴァイオリンを練習しているのが見つかった時には、ヴァイオリンを叩き壊したという。商学部で簿記などを学んだが音楽に専念する事になり、デビューに向けて準備を開始すると、父親があらゆる手段で妨害を企てたが、コンサートは大成功、以後ライバルとなるがやがて和解する事ができた。ヨーロッパにとどまらず、ロシアやアメリカでも公演を行う。後年はオペレッタも作曲し、「こうもり」「ジプシー男爵」などの人気作品が生まれた。
ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet, 1838.10.25~1875.6.3)
フランスの作曲家。
音楽一家の母親のもとに生まれる。一人っ子で早くから音楽の才能を示し、9歳で音楽院の入学を許可される。学業成績は華々しく、19歳で名誉あるローマ賞を受賞。イタリアで3年過ごし、帰ってきたパリではなかなか芽が出ず編曲で生計を立てた。歌劇場でオペラ作品を書くも、成功を収めるには至らなかった。そんな中、戯曲の付随音楽『アルルの女』がヒット、しかし続くオペラ『カルメン』は不発に終わり、その3ヶ月後に心臓発作で亡くなった。『カルメン』がその後、ウィーンで成功を収めたが、時すでに遅し、37年の短い人生だった。
Comments