3/8のコンサート、すっかり日が経ってしまいましたが、私にとって重要なコンサートだったのでご報告を。
2017年12月にはイタリア初期バロックに挑戦しまして、本格的な通奏低音を体験しました。
師匠でもある古楽アンサンブル・アントネッロの濱田芳通さんにもご出演頂き、それはそれは素晴らしい演奏でサポートして頂きました。
今回は歌のみ、日本でメゾといえばこの方、加納悦子さんとの共演でした。
そして数曲、バロック・ヴァイオリンの杉田せつ子さんにも加わって頂き、三人の熟女(?笑)の競演となりました(聴衆談)。
加納さんとはもう数年来のお付き合いですが、実は共演は初めて。ドイツリートでなく、バロック音楽で初共演とは夢にも思っていませんでしたが、思えば最初の出会いはモンテヴェルディ 「ポッペアの戴冠」DVDで、加納さんが歌っているのを観たところからなので、もしかしたらこういうご縁だったのかもしれません。
プログラム前半はアルベルト、A.クリーガー、エルレバッハ、後半はテレマン。
後から知りましたが、テレマンと私、誕生日一緒なんです♪
今回学んだ最も重要な事は、とにかく和音をきちんと捉える、という事でした。
頭の表面ではわかっていましたが、脳髄までわかったという感じです。
この頭でわかる、というのが一番やっかいで、脳髄でわかってみると、表面でわかったと思ってた事が、ああこの事か、と本当にわかる、といった具合です。
結局わかってなかった、という事です…
また近く演奏できる機会が出来るように頑張って参ります!
この様な機会を下さった加納悦子さんに心から感謝申し上げます。加納さんとは7/6に、今度はシューマンを共演します。
終演後の写真
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