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イタリア初期バロックとロマン派ど真ん中と

前回ご案内しましたコンサート「歌の花束ガラコンサート」、盛会となり思い出深いコンサートとなりました。

これを歌えば右に出るものなし、というお二方に歌って頂けたこと、最高にハッピーでした!


彌勒さんとはもう長いお付き合いですが、本来古楽器で伴奏されるイタリアバロックをピアノで伴奏する、ということ自体が珍しく、貴重な体験となりました。

基本的にはチェンバロで培ったことに加え、ピアノならではのサウンドも混ぜ、ちょっとオリジナルテイストな感じでチャレンジしてみました。

我ながら面白いものができた気がします。


思い返せばチェンバロを始めたきっかけがモンテヴェルディ の「ポッペアの戴冠」を二期会研修所でカーティス版で弾いたことでした。

CDを聴きまくってパクりまくってしのいでいました。(笑)

その時の指導講師兼指揮者が彌勒さん。


そして演出家・彌勒忠史さんとのお仕事もたくさんやらせて頂きました。

私の企画する日本歌曲のコンサートにでて頂いた事もあります。

なんでも出来る彌勒兄さん、お陰様で自由に弾かせて頂けました。楽しかった〜


加納さんとは大学のドイツ歌曲の授業で弾かせて頂いていましたが、実は本番をピアノで伴奏するのは初めてでした。

最初はチェンバロ!

3月のドイツバロックのコンサートが初共演で、今回はピアノ初共演♪ (笑)

誰もが同じ意見と思いますが、深くまろやかな本当に魅力的なお声で、妥協のない深い洞察から生まれる演奏は圧巻です。

普段はお茶目で心遣いの細やかな女性で大好きな方です。


「歌の花束」シリーズは今回で終わりという事で、歌曲のコンサートが一つなくなってしまうのは大変残念です。

33回もの公演、企画の國土潤一先生、お疲れ様でした。

また新しい企画が立ち上がりますように!






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